障害の様態
このような技術がどんどん進んでほしいですね。
障害者がもつ障害の様態は一人一様であるため万人に対応するというよりは、より多くの人に使いやすくした状態であると言える。
段差
高齢者は加齢(エイジング)による各種身体機能の低下により、例えば歩行にあっては下肢の上げ下げの運動機能の低下、反射速度の低下、視力の低下等により、健常者であれば容易に跨げる高さ数cmの段差が識別できずにつまずき、咄嗟にもう一歩足が踏み出せなかったり、手で身体を支えきれずに転倒し、骨折する例が後をたたない。この対策として床面に段差を設けずに行き来できるようにした状態をバリアーフリーと表現する場合が多いが、数センチ程度の識別が難しいとされる段差を識別しやすくする方法や敢えて段差を大きくする考え方もバリアフリーを検討していく上で忘れてはならない。
これに対して車椅子利用者の場合は、前記の段差に傾斜路の行き来が加わる。健常者は段差解消の手段としてスロープを思い浮かべるが、建築基準法施行令の第25条で定める「階段に代わる傾斜路」の勾配は1/8(約7度)以下と規定されている。この勾配は歩行者には比較的緩やかなスロープとして認識されるが、車椅子利用者ではスロープの延長距離が長い場合には車椅子の両輪を回し続ける腕力と持久力が要求されること、更に階段の踊り場のように途中で停止若しくは一休みする場所がない場合にはブレーキをかけないと後戻りして危険なことはあまり知られていない。
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